慶應義塾
中文
English

慶應義塾大学東アジア研究所 現代中国研究センター

トップページ > 研究活動(第1期) > 東アジア研究所・現代中国研究センター国際シンポジウム開催のご案内

東アジア研究所・現代中国研究センター国際シンポジウム開催のご案内

2011年10月31日

(2011/12/17終了)

このたび東アジア研究所・現代中国研究センターでは、国際シンポジウムを開催する運びになりました。皆様におかれましては、万障お繰り合わせの上ご参加くださいますよう、お願い申し上げます。
参加希望の方はお名前、ご所属、ご連絡先を明記のうえcccskieas@info.keio.ac.jpまで
ご連絡ください。また、受付回答はいたしませんのでご了解ください


◆テーマ:中国モデルの可能性
◆日 時:2011年12月17日(土) 13:00-17:00
◆場 所:慶應義塾大学三田キャンパス北館ホール
  【交通アクセス・キャンパス案内】
  http://www.keio.ac.jp/access.html
     → 三田「慶應義塾大学」をクリック
     →【1】が北館です

◆使用言語:日本語、中国語、英語(同時通訳)

◆主 旨
中国政府が自国をモデルとして推奨したことはないとはいえ、「中国モデル」(中国模式)をめぐる中国内外の議論が熱を帯びている。たしかに、北京オリンピックや上海万博の際に示された中国の活力は魅力的に映る。そして、実際に、中国の研究者の中には「中国モデル」を西欧型発展モデルの有力な代替的選択肢として提示しようとする人々がいる。だが、多くの人々は、中国における固い一党支配、活力に満ちた市場、国有企業に与えられた大きな役割、増大するインターネット利用、強化された監視および警察力などの組み合わせが果して持続可能なのか疑っており、したがってそれは輸出不可能な特異性をもつと考えている。本シンポジウムでは、「中国モデル」の政治的次元に焦点を当て、中国の政治体制の強靭性と脆弱性を検討する。

◆プログラム
  13:00  開会の挨拶/現代中国研究センター活動報告
        高橋伸夫(慶應義塾大学)
  13:20  パネリスト報告
   鈴木隆(愛知県立大学)
    「中国共産党の『民主主義』――『協議民主』論の政治的可能性とその限界」
   Mary Gallagher (ミシガン大学)
    "Bottom-Up Implementation?
       Legal Mobilization as Law Enforcement in China"
   賀衛方(北京大学)
    「司法独立与民主的中国語境」
  14:50  休憩
  15:10  討論およびパネルディスカッション
   討論者  万 明(ジョージ・メイソン大学)
          高橋伸夫(慶應義塾大学) 
  16:50  閉会の挨拶
        国分良成(慶應義塾大学現代中国研究センター長)

◆シンポジウムでは、録音・映像による取材はご遠慮いただいております。
 プレスの方々が、講演者等の発言内容を引用される際には直接本人の
 了解をとってくださいますようお願い申し上げます。